散々な日だった
昨日はピッサヌロークからナーンへの移動でした。散々な目にあったことをホテル(?)で書いていたらWiFiが繋がらずに書いていた内容が全てパァになったのが最後の
とどめでした。
ピッサヌロークからは時刻表に6時、7時半、11時半・・・とあり、これが毎日
出ている訳ではないことは先日書きましたが、昨日の15日は6時と11時半が運行
しているという。6時はミニバスで11時半は大型バスだというので11時半のバス
にした。ミニバスはパアンからミャワディーで乗って懲りた。矢張り大型バスに較べて
乗り心地がイマイチだから。それに11時半であれば5時半には着くので何とか明るい
うちにホテルに入れると踏んだ。これが間違いだった。バスは大型で予定通り11時半
に出発したが、全工程の半分近くまで来た所だと思う。上り坂で急に自転車並みの
スピードになってしまった。今にも止まりそうな感じであえぎながら登っていく。
やがて下り坂になると普通に走っていたが、今度はエアコンが効かなくなってきた。
ドライバーも2回ほどバスを止めて何処かに電話しながらエンジンルームを見ていた。
エンジンの出力低下が原因と思われるが、何とかほぼ中間地点のバスターミナルまで
たどり着くと乗客全員が降ろされた。最初は休憩かと思っていたらバスのサイドトランクから全ての荷物が下ろされている。何のこっちゃと思っていたら乗務員が唯一状況を
理解出来ていない僕を、チケット売り場へと誘導している。並んで順番が来て理解出来た。売り場の係員がミニバスと言っている。恐らくここからはミニバスに乗り換えて
ナーンまで行けと言うのだろう。ナーンまでのチケットを渡すと多分ここまでの料金の
差額と思われる金額を返してくれた。次にそのお金でミニバスのチケットを買えばいい
のだろう。今度は同じバスに乗っていた乗客が並んでいる売り場に並んでチケットを
購入。次にどのミニバンに乗ればいいのかと聞くとそれらしい所に連れて行ってくれた。ここで乗務員が盛んに急げといっていた理由がわかった。ミニバスは満席になって
初めて出発する。1台のミニバスのドアを開けると既に満席。そのミニバスは程なく
出発して行った。仕方なく次のミニバスに乗り込んだがなかなか満席にならない。45分待って漸く出発。急げばさっきのバスに乗れたんだということが分かったけど遅い。
乗務員にミニバスは何時に出るのか聞いたが、答えがなかった理由もこれでわかった。
いつ満席になるかなんてわかるはずもない。そんなことがあって何とかまだ少しだけ
空が明るいうちにナーンに到着。既に辺りは暗くなっているので迷わず言い寄ってきた
ソンテウにピッサヌロークのホテルで印刷してもらった地図を見せるとわかってくれた
らしい。3人のオバさんと乗り合いになった。とある路地の入り口で降ろされるとこの
先にあるという。確かにありましたがどうみてもホテルではない。ゲストハウスだ。
ネットの写真だけでは判断出来なかったが、山小屋に多少毛の生えた程度。ここに3泊
と思うとうんざりしてきた。トイレとシャワールームのドアは自然と開いてしまうので
外から留めるフックが付いている。証拠写真がこれだ。
因みに内側からのロックはこれ。
いわゆるカンヌキ錠と呼ばれるものでしょうか。なんとも古風あふれる作りです。
でも室内はネットの写真に会ったとおりでうそ偽りはありませんでした。僕の選択眼の
なさを露呈してしまった結果です。二階建てのこのゲストハウスには他にカナダから
来たと言う若者が一人だけらしい。そうだよなー、こんな所に好き好んで泊まるヤツ
なんていないよなー、と妙に納得。