いよいよヤンゴンに来ました。

人の不幸を楽しみにしている皆さん、お待たせしました。いよいよヤンゴンです。

果たしてATMは使えたでしょうか。

 

使えました。手順どおりに操作をしているとATMがお札を数えている音がするではありませんか。あの音にどれだけ感激したことか。出て来ました。2万円ほど下ろしたので

全てお札のチャットではかなり分厚くなります。二つ折りの財布に入れたのですがしまりません。大金持ちになった気分です。実際これだけあればここではそれなりに金持ち

でしょう。

 

観光目的で来た訳ではないのですが、写真も載せないとつまらないので一応有名な

スーレーパゴダの写真です。

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写真をアップして気が付いたのですが、上の写真の黄色いバスは多分YBSの36番かと

思います。これが市内のダウンタウンから1時間はかかるバスターミナルまで行くのですが何と200チャット、14円です。貧乏旅人としてはタクシー16000チャット

と比較すると垂涎の的、何とかして利用したいというのがバックパッカーたるものでは

ないでしょうか。大分悩んだのですが自分の意思とは関係なく結末はあっけなく訪れました。ホテルに騙されたのです。いや、意思の疎通がうまくいってなかったというのが

本当でしょうか。ホテルで次の訪問地、パアンまでのバスチケットを予約してもらった

のですが何と、15000チャットでバスターミナルまでのタクシー代込みだというのです。バスには6時間乗りますのでバガンからネピドーまでの6時間15000チャットと同じです。流石は最大都市だけあってサービスがいいと喜んでいました。しかし

何か腑に落ちないので紙に書いて再度確認しようと思ったのですが、言った本人は既に

いませんでした。翌日7時にホテルでピックアップというので6時過ぎにフロントに

行くといつもと違って主に駐車係りのおじさんが起きてました。通常7時半からの朝食も問題ないと言われていたので朝食を食べたいと言ったのですが全然通じません。

そのうち英語が話せるスタッフが来たので聞いてみると7時半からだと言う。あの野郎のノープロブレムは一体なんだったんだ。仕方なく7時まで待つことにしたがそのうち

あなたはいつでも行けるよと言ってきた。はてピックアップのタクシーが来たのかと

思い荷物を担いで表に出ると駐車係りのおっさんが流しのタクシーを捕まえているではないか。話が違うと例の紙を見せて抗議するもタクシーは既に止まって待ってるし、

ホテルの係りは10000チャットだからと言うだけで埒があかない。700円くらい

でガタガタ言うのもと思い悔しいがタクシーに乗るしかなかった。14円のバスに乗り

たかった。値段ではない、14円で1時間も乗れるという醍醐味を味わいたかった。

あるブログではタクシーを利用すべき条件として、ミャンマーは初めて、大きな荷物、

数人で利用の場合とあった。2個の条件にマッチするが次回は数人で来て少ない荷物で

来るかな。いや、矢張り大きな荷物を担いで一人で14円のバスに乗るぞ。

 

ピューからヤンゴンまでは2,30人は乗るであろうバスに結局6,7人だけだった。

さてここのバスターミナルからホテルがあるダウンタウンまではかなりの距離がある。

しかしチャットは80円。タクシーの手配師のようなのがが来てホテルかと聞いてくる。いくら金がないと言ってもバイタクで行ける距離ではない。ブログでも1時間から

渋滞時には2時間とある。なにせヤンゴン国際空港の近くだからその距離は押して知るべしだ。そこでドルで払えるかと聞いた。ヤンゴンではドルが使えるし高い相場で8ドルということも把握している。1ドル札が10枚あるのでこれで何とかなるだろうと

いう目論見だったがこれがずばりあたった。というか値切り交渉に失敗してしまった。

話は前後するがこれでホテルにチェックインしてATMで現金を下ろせばいいという思い

があったので要求どおり8ドルで手を打った。

 

ヤンゴンも活気があって歩いていて楽しかった。街はまるで香港のように住宅が上に

延びている。ホテルの窓からお寺越しに見える住宅は7階建てなのだが、その最上階

にいる中年のおばさんが丸々と太っているのが不思議だった。勿論エレベーターはない。これまでと違って歩いている人が圧倒的に多い。バイタクは少なく、タクシーが

蟻のようにいる。数少ないが信号はある。でも歩行者は殆ど信号を守らない。流石に

車は信号に従っている。下の写真は歩いていて面白いと思ったうちの一つ。

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閉まっていたのでどんなものを売っているのかわかりませんでしたが、ニンベン、ミツカンハウス食品に信州一味噌などを売っているんでしょうか。おかめ納豆のような

絵も見えますね。ちょっと違うようだけど。うーん、なかなか深いミニコンビニでした。夕飯や昼食はその辺の屋台です。こんな串刺しのものを食べました。全部でこの時は25本食べましたが、食材がわかったのはきゅうりだけでした。

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ヤンゴン中央駅に行ってきました。なかなか風格のある駅舎です。

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あまり人がいませんね。構内には結構いたりしたんですが、確かに外に人は少なかった。プラットホームへの入り口のような所には軍人がいました。いただけでなく、机の

上には自動小銃が置いてありました。それを見て思い出したのが、ミャンマーでは軍、

軍施設、軍人、警官、空港などの交通機関などの写真は撮ってはいけないそうです。

皆さん、お気をつけください。もしかしたらこの駅の写真もご法度だったのかも。

 

この日は日曜だったのですが、雨になりそうだったので近くの有名らしいショッピングセンターに行ってきました。日本人とみると寄ってきます。中でも面白かったのが15歳というちょっと太目の男の子で、日本語で自分は日本語を勉強するために日本人に話

かけている、近くにおねえちゃんがやっているお店がある、見るだけでいい、買わなくていい、と言ってきました。おめえのねーちゃんじゃたかがしれているなと突っ込みを

いれながらハイハイさいならと追い払いました。かわいい女の子だと困っちゃいます。

申し訳ないけどただでさえバックパックが一杯なのにこれ以上荷物は増やせないしと

本当に申し訳ないけど買えないんだと言って断ります。この時の辛さといったら尋常

ではありません。

 

物乞いですがヤンゴンには多いです。子供連れが多い。マンダレーのウンペー橋にも

老婆がいました。バガンでも子連れのお母さんがいました。僅かですがそれぞれあげて

きました。ヤンゴンでも人通りが多いせいか中にはあげている人もいて、この時は殆ど

あげました。それが良いことなのかどうかわかりませんが、あげました。

 

ミャンマーには美人さんが多いと思います。無論中にはそうでない人もいますが。

日本では肌のお手入れに夜中にパックする人がいます。ミャンマーでは強い日差しを避けるためにタナカという日焼け止めのようなものを日中塗っています。日焼け止めですが日本と逆なので面白いと思いました。中には塗らなくても十分地肌が黒い人もいます。一種のお化粧なのでしょうか。ヤンゴン市内ではあまり見かけませんでした。今後

は段々少なくなっていくのでしょうか。

 

さて次回はヤンゴンからパアンです。これまで以上の不幸はないかと思われますので

人の不幸を楽しみにされている方には残念ですがあまり面白くないかも。ではまた。