ヤンゴンからパアンへ移動
大都市ヤンゴンからパアンへ移動です。
バスターミナルへは日曜だったせいか市内での渋滞は全くなく、バスターミナル直近
の交差点でもたついた程度で約45分くらいで着いちゃった。お陰でバスの時間まで
1時間半ほど時間が余ってしまった。ホテルでの朝食をとりっぱぐれたので何か食べて
おいた方がいいとは思っても中々朝からではミャンマーの料理には手が出ない。そこで
菓子パンのようなものがあったのでどうせ途中のランチタイムでは時間が気になって
ロクなものが食べられないだろうと、昼食を兼ねられるように多めに買った。結局
途中で流石に腹が減ったので10時半ごろバスの中で食べた。
バスはホテルが言うようにVIPバスだった。これだけは本当だった。飛行機のように座席にモニターがあり映画やゲームを楽しむことが出来る。但し壊れていなければ。僕の座席は最後部で隣が欧米人の若い夫婦だった。VIPだけあってふっとレストが付いていた。隣を見るとちゃんと機能していて使っていたので、僕もと思いどうやって操作するのかと模索していたら若奥様がこのレバーよと教えてくれたが、そのレバーがない。「多分壊れている」と言って諦めた。いよいよ出発したのでモニターが操作出来るだろうと思いタッチするが全く反応しない。隣の若夫婦も同様のようで僕が「多分壊れている」と言ったら若旦那が大声で笑い始めた。まぁ半分ジョークのように言ったのだけれど初めて欧米人に受けて気を良くしてしまった。
バスは予定通り6時間近くかかって3時前にパアンに着いた。以前にピューのようなことがあるといけないと思い、市内中心部手前の所で止まったのでドライバーにここが
パアンかと聞いたらそうだという。急いで降りた。外人は僕一人だった。挨拶もせずに降りたのが悔やまれたが乗り過ごされるよりはよっぽどいい。バイタクがいたのでホテルの名前を言うと、そのバイタクは知らないようでちょっと焦ったが、他のバイタクがどうも道順を教えているよう。バイタクに乗ること数分で着いた。ホテルに入ると同じバスに乗っていた若い中国人カップルがチェックインを済ませている。なんじゃこりゃと思っても後の祭り。聞いたら歩いて2分の所にバスは止まったとのこと。恐らくは
乗り込む際にでもこのホテルに行きたいが、近くで降ろしてくれないかと乗務員にでも
頼んだに違いない。その後夕飯を取るべく街を散策していたら、矢張り同じバスに乗っていた、例の若い欧米人夫婦に出くわした。お互い手を上げて挨拶したがきっと二人で
僕を笑いものにしているに違いない。悔しいがこれが今の自分の実力と思って諦める
しかない。バイタク代1500チャットはちょっとだけ惜しい。
ではここでパアンの写真を。
近くににょっきりとはえたような山がありました。
ホテルの朝食です。隣のフランス人に出されていた器が家で使っているものに似ていた
ので撮らせてもらいました。同じものがあんたにも後から来るよと言われましたが、
まさかその食器を撮りたいとは言えず、ありがとうだけ言って済ませた。
僕の朝食も撮りました。甘くて半分以上残しました。ドイツ人にインスタントコーヒー
が一番うまかったと小さな声で言ったら、あの冗談が通じ難いドイツ人に受けた。
洗濯は毎日しております。ここでは屋上に干し場があるので干させてもらいました。
見たくもないでしょうが僕の洗濯物です。他にも欧米人の女性の下着なんかも堂々と
干してありましたが、差しさわりがあるといけないので僕のだけ。
さてこれからミャワディーへ移動です。10時のバスなのでそろそろホテルのタクシー
に乗らなければなりません。ではまた。