パアンからミャワディーへ

いよいよ国境の町ミャワディーに向けて出発です。

 

その前にパアンで見つけたのもをいくつか紹介します。

まずはどこぞの消防団から払い下げられた車です。そのままでも支障ないのでそのまま

使っているのでしょう。今は乗り合いバスとして利用されているようです。

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僕の地元を走っている神奈川中央バスの再利用です。しかし出入り口をあんなに高く

して問題ないのでしょうか。どうも人は前方の出入り口から出入りするようで、中央

の出入り口は荷物を乗せ易くするためのようでした。うまく改良したなー。

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お寺の門をくぐった正面にある建物にあった世界地図。日本がありません。

完全に無視されています。国際問題にならなければいいのですが。

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お昼ごはんをいただいた屋台と食べた料理です。

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日本といえば「味の素」という時代もあったそうです。一世を風靡した「味の素」健在

です。しかし安い類似品に押されていて苦戦しているようです。

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さてはパアンからミャワディーです。前々日にホテルで9時のバスの予約を入れたつもりだったのですが前日になって10時に変更をお願いすると10時でもOKという。

しかもピックアップはこのホテルだという。ピューのような例もあるが大型バスがこの

ホテルまで来るとは思えない。果たしてバスの時間をちゃんと把握しているのかと思ってよくよく聞いてみると、どうもこちらが想像していた大型高速バスではなく、タクシーだという。

翌日9時半にチェックアウトして一服して時間を潰していると10分前なのに来たと言う。なんとワンボックスカーで後ろから乗れとハッチバックを開けて待っている。

慌ててタバコを消し荷物をホテルの従業員に担いでもらい乗り込んだ。乗客は赤ん坊を

入れて5人。泣かなければいいなと思っていたら、結局4時間半全く泣かなかった。

男の子か女の子か最後までわからなかったが好い子だった。さてパアンを廻って荷物

などを乗せたら大型バスも通る幹線道路ではない、旧道のような道を進み始めた。

どうみても対向車とすれ違いなど出来そうもないほどアスファルトの部分は細い。かつ

かなりの悪路で現在地確認のために尻ポケットのiPhoneをとろうと思っても思うように

いかない。始終からだが勝手に動いているもんだから鼻がかゆくなってもかけない。

すれ違うときにはお互い片輪を道路から外さなければ出来ない。そのつど大きく揺れる。怖かったのは橋を渡るとき。大丈夫だろうとは思っても見た目が怖い。

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この時だけは流石にスピードを緩めるので何とか写真が撮れた。

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勿論橋だから下は川である。そんなに高くはないが落ちたら助からないだろう。

こともあろうに場所によってはまだ通行料みたいなお金を取っている所もある。金を

取るならもっとマシな橋にしろと言いたい。こんな状況の中でも赤ん坊は寝ている。

信じられない。お母さんがクッションになっているからだろうか。こんなダートな道が

3時間ほど続いただろうか。急に幹線道路みたいな道に合流して暫くするとまるで日本

の高速道路と同じようにりっぱな整備された道になった。不思議なことにこの状況に

なって初めて赤ん坊が吐き出した。全く持って意味不明だ。10時に乗ったから12時

ころランチタイム休憩があるかと思ったら、整備された道路になって暫く進むとトイレ

休憩だという。結局2時半近くまで走ってランチタイムはなし。おまけにネットでみた

ことがある国境の検問所手前で降ろされた。タクシーだからホテルまで行ってくれるのかと思ってたが甘かった。他の乗客は検問所を通ってタイに入国するらしい。僕はここで2泊の予定なので逆方向に進む。結局4キロほど戻ってホテルにチェックインした。