最後まで苦戦しそう。
今日の課題は洗濯物と、スラバヤから1日でバリ島のデンパサールまで行く方法とそこのホテル探しに予約です。
洗濯物は昨日ないといっていたホテルが、パンツ1枚いくらという料金体制のお店を
探してくれました。大量にあるので全部ではなく、明日の分だけに絞ってお願いする
ことにしました。それでもTシャツ2枚、ランニングシャツ2枚に短パン1枚で48000ルピア、380円くらいしました。今日中に出来るらしいです。
タバコを買いに行ったついでに周辺を散歩。するとランドリーサービスの看板が目に
止りました。その家を覗いていると近くでベンチに座っていたおばあさん二人が何か
話しかけてきました。どうもその家ではもう営業してないこと、利用するならあっちに
お店があると言っているようです。確かに看板の家は空家のようでした。1人のおばあさんが着いて来るようにと立ち上がりました。ホテルではないと言っていたので半信半疑で付いて行くのですが、これがまた何と歩くのが遅い事か。多分亀と競争したら負けるのは間違いないくらい遅いです。でもホテルの手前の路地を入って行くと、何とドラム式の全自動洗濯機が3台も置いてある家に出くわしました。今すぐ持ってくると翻訳
ソフトで説明し、早速持っていきました。参考までにと洗濯物を持ってホテルの従業員
も連れていきました。そのランドリーサービスの家もおばあさんなのですが、洗濯物の
重さを量るのに、デジタル式の小さな計量器を持っていたのには驚きました。こんな家
でこんな路地と、最新式の計量器とのアンバランスがとても可笑しかったです。
3キロ弱で35000ルピア、約280円ナリ。さっきの1枚いくらで出した洗濯物を
返してもらいたかった。そんな訳で洗濯物はこれで解決しましたが、何ともお粗末な
ホテルではありませんか。1枚いくらのお店の料金表を見せられたとき、何キロいくら
のお店はないかと聞いたのですがないと即答してました。殆ど隣じゃないですか。今後はこのホテルのゲストにきっと貢献してくれると思います。
次はバリ島のデンパサールに行く方法です。列車で6時間、フェリーとバスで4時間半
というのがネットで得られた情報でした。これをホテルに相談すると列車は朝の4時
25分と9時と12時だったかな。何で早朝の4時なのかわかりませんが、1日に3本
しかないようです。しかも今日のうちに予約が必要とのこと。矢張り異国は違いますね。バスがあると従業員が言い出しました。どうもそちらの方がお勧めのようです。
しかしバスターミナルまで1時間かかるという。バスだとフェリー乗り場まで4時間。
合計で5時間か。列車より早い。するとミニバスもあると言い出した。それならホテル
からホテルまでの所謂ドアツードアで全く苦労がない。それが一番楽そうだ。値段も
安い。但し申し込むにはデンパサールのホテルの住所が必要だという。では8時までに
決めて連絡するからミニバスの手配をしてくれるかとお願いした。
8時10分前にホテルの予約メールを見せにフロントにその男性がいない。聞くと帰ったという。改めてホテルの住所はこれなのでミニバスを手配してくれるかと言ったら、
その女の子はこのホテルでピックアップしてくれるバスはないと言い出した。さんな
バカな。さっきの男性はあると言ったではないかとこちらも食い下がる。するとその男性と電話で連絡し始めた。どうやら何とかなりそうだ。しかしニミバスに時間を聞いて
驚いた。夕方の4時だという。それしかないという。所要時間は11~15時間。
デンパサールのホテルは既に予約してしまったが、どうも明け方に着く事になりそうだ。色々と迷ったが矢張り楽な方法で行く事にした。ミニバスの手配をお願いした。
ランドリーにしてもバスにしても、ないと言ってからありましたが多い。恥ずかしく
ないのだろうか。見てるとそんな気配は全く感じられない。でもまぁこれで解決した
から良しとしよう。いつもこのパターンのような気がするのは気のせいだろうか。
さて気を取り直して昨日の列車移動の書き込みです。8時25分発の列車が15分前に
駅に到着しました。
外観はリッパそうです。この列車のエグゼクティブクラス、期待感が高まります。
何ともエグゼクティブな車内です。手前左側の一人用の座席が僕の席でした。一応ですがリクライング、肘掛からテーブルが出てきますがそれにしても古いです。日本なら
昭和の特急列車を回顧出来るレトロな列車として受けそうです。
停車時間が長いと思ったら屋根に登って給水です。恐らくはトイレの水でしょう。ここまでレトロ感を出さなくてもいいと思うのですが。車内は禁煙です。乗務員と一緒に
腰に銃を下げた警備員が車内を廻っていますので、ベトナムの列車のようにデッキで
タバコを吸う人もいません。こんな時が喫煙タイムになります。ホームには灰皿もあり
禁煙ではありません。
車両は結構長いです。エグゼクティブは2両だけであとはビジネスクラスとエコノミー
です。車内にはモニターがあり一番前だったのでよく見えました。この鉄道会社の新しい車両のコマーシャルが流れているのですが、列車のファーストクラスと言われるくらい、飛行機で言えばビジネスクラス程度の最新設備が整った映像が流れていました。
何気なく見ていると東京の映像が流れています。
目黒川の桜が放映されていました。
こちらは見難いですが東急プラザ表参道原宿と表示されていました。
これは渋谷のスクランブル交差点。
写真には撮りませんでしたが、腐女子とかも表示されていました。聞いた事がないのですが暫く日本を離れているうちに新たに出来たのでしょうか。それにしても腐女子とは
想像できません。スイカ、パスモなどのチャージ方法なども紹介されていました。
吉野家も出て来ました。牛肉を食べるんかいと思ったらちゃんと鮭定食を食べていました。日本にも安い食事はあるよと言いたかったのだと思います。これらは多分日本の
PRビデオだと思います。
車内の注意書きです。車内でモノを書いてはいけないのでしょうか。土足禁止もありますが靴を脱いで乗ってる人はいません。理解不能でした。
このホテルは通信速度が極めて遅いので、ここまで書くのに2時間かかりました。丁度
お昼です。何か食べに行きますかね。明日は午後の4時にミニバスに乗って一晩かけて
バリ島のデンパサールです。インドネシアでは最後まで苦労させられそうです。