ジャカルタでは宿泊延長

無事にジャカルタに着いて一安心ですが、更に先に進まなければなりません。更に東へ。ジャカルタからは列車と決めていたので、ホテルに教えられた近くのパサール・

スネン駅に行ってチケットを買わなければなりません。昨日のうちにオンラインでの

予約と出来ればチケットの購入までトライしたのですが、何故か夜中の10時に出て夜中の2時とか4時に着く列車しかヒットしません。しかもネット情報ではインドネシア国内で発行されたカードでしか決済出来ないとか。これはもう駅まで行くしかない。

 

散々ネットで調べた結果、諦めて駅に行きました。最初は人が沢山いたチケット売り場に行くと椅子に多くの人が座っている。これはマレーシアで学んだ。恐らく整理券を

取って順番待ちしているのだと理解。早速発券機で整理券を発券。しかし良く見ると

整理券の他に何か申込書のようなものを持っている。どうしたらいいのか分からない時には周囲の人達の動向を注視しなければなりません。外でなにやら書き込んでいる人達がいた。申込書かと思ったら案の定、用紙とそれに書き込んでいる人達だった。

 

その場所でふと見上げると長距離チケットと書かれた建物が目の前にありました。ここからスラバヤまではどう考えても長距離です。なにせジャワ島の3/4ほどの距離ですから。早速建物の中に入ると殆ど人が居ない。先ほどとは様子が全く違う。広さや大きな電光掲示板などがあり、窓口のカウンターもそれなりに綺麗で余裕がある。やはり長距離を移動するエグゼクティブな人は少ないのかなと考え、一般ピープルを尻目に大きな

電光掲示板に目をやる。

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これは今日の掲示板だが読み解くのにさほど苦労しなかった。但し行き先や出発駅名が

PSEなどと省略されている。これでは分からない。ふと振り返るとカスタマーコーナー

なるカウンターがあり人が居る。相談している人が居ない一番右側の男性に聞いた。

結構流暢に英語が話せるので助かった。まずは省略文字の解読。直ぐにこちらの意図を

汲み取って教えてくれた。因みにPSEはここパサール・スネン駅とのこと。あなたはチケットを買いたいのかと聞いてきたのでそうだと言うと、営業時間は4時までと言う。

時計は4時10分過ぎ。笑うしかなかった。明日の開店時間を聞くと9時だと言う。

仕方ない、明日また出直すか。しかし電光掲示板では明日の15日、16日ともに8:25のスラバヤ行きは空席がない。17日は23席空いているという。これは2泊を延長してもう一泊して17日に移動するしかないかもしれないと覚悟を決め再度来店を決めた。しかしチケットは買えなかったが帰り道で、ふとあるお店に目をやるとビールの

ような缶が置いてある。ダメモトで聞いてみるとそれは違ったが、奥の冷蔵庫にはハイネケンと確かマレーシア国産のビールがあった。流石首都ジャカルタだ。聞くとハイネケンは35万ルピア、もう一つは25万ルピア、約200円ちょっと。2本買った。

ホテルに戻りチケットは買えなかったがビールが買えたと言って部屋に。美味しかった。

 

気を取り直して今朝は9時前に駅に行った。何と9時開店だというのに大勢の人だかり。昨日とは様子が全く違う。エグゼクティブな人達でゴッタがえしている。整理券を

発券すると099と出た。僕の前に98人も居るんかいとがっかり。こりゃあ午前中は

かかるなと諦めて席の間に立っていると、どっかのオジサンが整理券をくれた。みると

019。80人もすっとばす事ができる。感謝していただくことにして男性が座って

こちらを振り返った時に握りこぶしの手を上げると同じように合図を送ってくれた。

 

待つ事20分くらいか。僕の順番が来た。既に申し込み用紙には必要事項を記入してある。聞きたい事も整理して英語で準備した。乗車希望日を記入する欄があったので

17、Decと記入してカウンターに何気なく目をやると置いてあるカレンダーが目に留まった。

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12月がDESEMBERとなっている。慌ててCをSに書き換えた。しかし自分の記憶に

間違いがあるはずがない。スマホで調べた。やはりDECEMBERで正しい。こういう事はまだある。マレーシアでもPOLICEではなくPOLISだった。TAXIはTAKSIというように勝手にスペルを変えている。なかなか油断できない。
さて17日と記入したが明日が可能であれば明日の列車にして欲しい事と、席のクラスがエグゼクティブ、ビジネス、エコノミー、エコノミーACとあるがどう違うのかを聞きたかった。しかし明日は矢張り満席で17日もエグゼクティブ以外は満席だという。ネットではベトナムの南北統一鉄道、マレーシアのマレー鉄道が人気があるので中々予約が取れないとあったがさにあらず、何とインドネシア鉄道が難しいではないか。仕方なくエグゼクティブでお願いする事にした。聞いてもいないのに値段を言う。46万ルピア。OKと返事。パスポートというので渡すと何故か60万ルピア。OKと返事。その後何に気付いたのか隣の女性に相談している。するとナンだか良く分からない英語でカスタマーコーナーに行けと言う。分からない素振りでいると席を離れて連れて行ってくれた。多くの人が待っているのを尻目にカウンターに入り、そこの女性に何か説明している。説明中だった人が去ると女性が何かお手伝い出来ますかと英語で聞いてきた。こちらは何故ここに連れて来られたのかわからないことを説明しようとしたら、こちらの説明も聞かずにパスポートのコピーを取って何か操作した。そしてパスポートを渡して再度チケットカウンターに行けと言う。同じカウンターに人が居ないのをいいことに早速再度パスポートを渡すと希望の列車のチケットをエグゼクティブ席で発券してくれた。それが34万ルピア。確か生年月日の1954年を指して何か言っていたので恐らくは高齢者優遇価格にしてくれたのだと感謝した。8:25発、19:25着の列車だ。これで長いジャワ島の3/4を進む事が出来る。11時間だが列車だしバスの17時間を考えればなんて事ない。出来れば乗客と触れ合えるビジネスかエコノミークラスが希望だったが仕方ない。値段ではなく、値段が高くなるほど周囲との距離が出来てしまうからだ。飛行機のファーストクラスなんて殆ど個室だもんね、乗った事ないけど。二人がけが向き合ったボックス席なんかが希望だったのだけど仕方ない。チケットを受け取って

帰ろうとした時、ふと気がついて発券機から整理券を出している人に僕の整理券を渡すのを忘れなかった。彼の番号は確か150番台だったが99番だから50人ほど順番が

早くなる。みんなこうしてお互いに助け合っているのでしょう。いいことですね。

 

帰り道で駅にあったローソンに寄った。

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写真を間違えました。これはインドマルという多分インドネシアでは一番多いコンビニ

でしょうか。そのドアに貼ってあった注意書きですが一番右側が理解出来ません。長袖にバックを下げての入店お断りでしょうか。

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お握りがONIGIRIとして売ってました。流石にローソンです。しかし売れるんでしょうか。少しでも日本食の売り上げに貢献しようとお昼ご飯はこれにしました。

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ツナマヨと鮭です。ツナマヨはちょっとアレンジしてありましたがそれなりの味。鮭は

切り身を探したけど見当たらず。しかしそれらしい味がしました。ベトナムでもお握りは食べたのですがインドネシアの方が美味しかった。伊藤園のおーいお茶付き。

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レジにありました。「お得なセット」を読めるインドネシア人はいないと思うし、提携

しているポンタカードのマスコットは全く意味をなさないのではないでしょうか。

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駅の構内にあった注意書き。ヘビを持ち込む人が居るんですね。ペットでしょうか。

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メッシとロナウドが並んで歩いています。なかなか見ることができない光景です。この子たちは浮浪者でしょう。ローソンでカップめんを買って皆で分け合って食べてました。お湯を店員に頼む際にオイと声をかけてました。呼びかけが日本と同じですがオイと言われた店員は苦笑いしてました。オイは彼らなりのプライドでしょうか。

 

この後ホテルで2泊を3泊への延長をオンラインで済ませ、更にスラバヤでのホテル検索と予約の申し込み、支払いと結構忙しい1日でした。昨日の疲れか1時間ほど昼寝。

この旅では多分3回目の昼寝だったと思います。昨日は寝てないもんね。仕方ないか。

 

今の時間は6時過ぎ。そろそろ夕飯でも食べに行きますかね。暗くなってきました。

明日は近くの公園や大きなモスクなどに行って見ましょうかね。と言っていたらアザーンが流れて来ました。お祈りに行く人がいるんでしょうね。