再度マラッカにて。
今日は10時発のインドネシア行きのフェリーを見がてら明日のチケットを買おうと
2.7キロ離れているフェリー乗り場に行った。ホテルで聞くと遠いという。いや
Googleではここになっているので近いでしょうというと、そこではなく対岸だという。
彼女のスマホで見せてもらうと確かにネットで見た建物が写っている。対岸だとぐるっと廻らなければならないので確かに遠い。ここはホテルが言うように明日はタクシーを
呼んでもらうことにした。
行ってみると驚いたことにここは前回来た時に通っていた。建物の敷地の入り口に軍服
を着た兵士がいて軍の関係施設かなと思いながら歩いていると向こうから軍服を着た
兵士がやってくる。何かとがめられるかなと思ったらニコッと笑ってハローと言ってきた。入り口にいた兵士は盛んに昼ごはんを食べているので下を向いてこちらに気がつかないのを幸いに入って来たもんだから気が気ではなかった。出口にも居たが何も言われず通り過ぎることが出来た。今考えるとフェリーで出航する前に出国検査、インドネシアから着いた乗客には入国検査があるので恐らく国境警備隊であろうと思われる。
早速チケットを購入しようとしたがパスポートが必要だと言われた。そうでした、国境
を越える乗り物のチケットを購入する際にはパスポートが必要でした。日本ではこうした習慣がないものだから忘れがちですが水とパスポートが海外では必携なのです。
仕方なく、というかここのところあまり歩いていなかったので意気揚々とホテルに戻り
パスポートと水を持って再度トライ。ホテルのレセプションの女の子にチケットを買いに行ったがパスポートを忘れたので再度トライすると言ったらオーケーの返事。
帰りには床屋さんに行こうとホテルで聞いたショッピングモール内を散策する前に、前回は曇っていたし日曜で人が沢山並んでいたのでパスしたマラッカタワーに乗ることに
した。回転しながら登っていく平たい円盤のような乗り物です。もしかしたらインドネシアが見えるかもなどと考えながら料金を見ると22リンギット。約600円。安い。
しかしチケット売り場で年齢を聞かれたので65歳と答えると18リンギット、468
円と言われて20と5リンギットのうち5リンギットをそのまま返され更に2リンギット戻ってきた。
前のお客さんが降りたら乗り込みます。
乗り込んで直ぐに撮った外の景色です。お土産屋さんが並んでいます。
上昇を始めました。近くで見ると大きな昔の帆船も小さく見えます。
床屋さんがあるという大きなショッピングモールが左側に見えました。
彼方に島が見えました。目を凝らしてもその向こうにインドネシアらしきものは見えませんでした。
海と河口、そして一般的な市民の家でしょうかね。
こういう時に限ってビデオカメラを持ってこなかったのを悔やみました。チケットを買って床屋に行くだけと思っていましたから。
高いビルは恐らくみんなホテルでしょう。因みに川の向こうにある丸い建物が明日乗る
フェリー乗り場です。対岸ではなくこちら側だったら十分歩けたのですが。
先ほどの帆船です。これで一周したことになりますが、この後何回か廻っていました。
てな事で優雅な空中散歩を楽しんだ後、床屋に行って帰り道でまたもや日本語が書かれた車をクアラルンプールに続いて見つけました。
手心の温度。何のことでしょうか。誰かがブログに書いてましたが、Tシャツなどに
日本語は良く見かけますが、中国語や韓国語は見たことがない。確かにその通りです。
僕もこれまで一度も見かけた事がありません。なんででしょうか。
タワーから見えた帆船です。でかいです。
ちょっと路地に入ったりするとこうしたポップな壁画を観ることが出来ます。落書きではありません。ネットによるともっとあるらしいのですが場所が分かりません。
先ほどお昼ごはんに、ホテルの隣にある食堂で骨肉茶なる料理を食べてきました。ホテルの評価でホテルの朝食はまずかったがここのは美味しかったという書き込みを見て
行ったのですが確かに美味かったです。あれで10リンギットしなかったので260円
以下ですね。昨日見ていたら夕方早々にはお店を閉めるので1回しか食べられませんでした。
今は4時前。6時過ぎになったらボチボチライトアップされた海岸沿いのモスクでも
見に行きましょうかね。では次回こそインドネシアから。
床屋さんで不思議に思っていたことを聞いてみました。イスラムの女性はスカーフの
ようなもので髪を隠していますが美容院に行ったらどうすのかと。女性の美容師さんが
カーテンのようなもので隠して髪を切るのだそうです。そうでしょうね。床屋さんは
カットだけ頼んで520円でした。