ジョホールバルへ、そして再びマラッカに。
マラッカから4時間ほどでマレー半島の最南端、ジョホールバルに着きました。
ホテルの近くにはシンガポールに通じる橋があります。橋の長さは多分1キロもないでしょう。ホテルから橋までは数百メートル。シンガポールへの入国には2キロもない。
最初は歩いて国境を越えてシンガポールに行き、地下鉄を乗り継いでマラッカ行きの
バスターミナルまで行くつもりでした。しかし物価が高いシンガポールからだとマラッカまで2000円、ジョホールバルに戻ってそこからだと572円。ジョホールバルのバスターミナルまでのタクシー代を足しても802円です。貧乏旅にとって1200円
は大きいです。そこで歩いて渡り、また直ぐ戻って来ようかとホテルに相談すると
シンガポールに入国するにはバスか電車しかないと言われました。半信半疑で道路を
歩いてみましたが、確かに歩道らしきものが見当たりません。近くの駐車場のオッサン
に歩いて行きたいと言ったら笑われました。そこのビルからバスと電車が出ているので
それで行くしかないと言われました。ホテルと同じ事を言ってます。仕方なくそのビル
まで行って、バスにしようか電車にしようかと少し迷ったのですがバスでの越境はこれまでに何回も経験してるし何処まで行くかわからない。電車は越境したら駅がありそこ
でストップ。5分ほどの乗車時間らしい。ここはまだ経験していない電車での越境で
決まりでしょう。往復切符があるかと聞いたらあるという。いくらかと聞いたら10
リンギット、何と260円でシンガポールを往復出来るのです。帰りの電車の時間を
聞かれたので直ぐ戻りたいと言ったのに5時の電車かと言われもっと早い時間と言ったら3時、こちらから行く時間が11時半なので3時間ほどシンガポールに居られる。
出入国に時間を取られる事を考えると妥当な時間と思い3時でお願いした。
ところが何ともスムーズな検査で殆どロスがなく出入国が出来てしまった。かと言って
ロクに調べてもいないシンガポールを散策するのもどうかと、シンガポールの電車の
チケット売り場で1時間半ほど時間を潰す。ここでこれまでの経緯をおさらいしてみた。訪問国7ヶ国、訪問都市26都市だった。記憶だけで書き出してみたが全て覚えていた。
シンガポールでは国境付近しか行ってないので写真はありません。チケット売り場でも
撮影禁止でした。そういえばシンガポールに着いた時、乗客が全員降りたのを見計らって犬が電車の中に入っていくのを見ました。多分麻薬捜査犬でしょう。電車は時速10
キロくらいのスピードで確かに5分で着きました。短い海峡を渡るだけなのでそんな
もんでしょう。シンガポールにはタバコの吸殻2本を落としてきましたが、お金は1円
も落としませんでした。
ジョホールバルのホテルに戻りました。はて、この矢印は何でしょう。
調べてみるとメッカに、という事らしいです。そうです、メッカの方向を指しているのです。今回の旅で初めて見ました。初めて見たのはバーレーンのホテルです。その時は机の上にあったのですが、最初は緊急時の避難経路かと思いましたが窓のほうを指して
いました。覚えていませんが部屋はホテルの6階くらいだったと思います。
近くにはセブンがありました。
どうやって行くのかわかりません。諦めました。
ジョホールバルで泊まったホテルです。娘と同じ名前だったのでここにしました。
次はいよいよ最終訪問国、そして難関かと思われるインドネシアを目指して再びマラッカに戻ります。