マレー鉄道は快適
ホテルの女の子のお陰で無事駅に着くことができました。改めて感謝いたします。
さて45分待って手に入れた電車のチケットをプラットホームの入り口で見せて入場。
時間通りにやって来ました。見た目は新幹線をちょっとおもちゃっぽくした感じ。
外観は撮っていません。
タイでは鉄道に乗れなかったのですが、ベトナムのイメージでいたので車内の様子に
驚きました。綺麗です。リクライングも出来てモニターまでありました。飛行機のよう
に前の座席の背ではないのですが、見ると車両に2台あるみたいです。見てる人はいませんでしたが。
半自動(ボタンを押す)のドアに荷物置き場。僕も置かせてもらいました。この時、隣
の男の子が足元に置いといた僕の荷物を見て上の荷物置き場に上げようかと言ってくれ
たのでいや、荷物置き場に置きますと言って置いたものです。男の子は20分ほどして
2つ目の駅で降りました。それから2時間ほどクアラルンプールまでは朝が早いからか
誰も隣の席には来ませんでした。
車内の案内図です。ちょっと見難いですが左から2両目先頭にトイレ、3両目には自動
販売機がありその隣にあるのは日本ではありえないものです。プレイルーム(因みに
playではなくprayです)と言ってお祈りをする場所です。中東の空港ではよく見かけ
ました。これも異国ならではの表示ですね。段々とイスラム色が濃くなってきました。
電車は揺れも少なく、新幹線と比較するとポイントの切り替え点では多少ゆれるものの
許される範囲でした。静かです。騒音もありません。朝が早かったのでお陰で1時間
近く寝てしまいました。座席が狭いです。全体に新幹線より幅が小さいです。ちょっと
ちゃちな感じがしたのはその料金を考えたら当然だと思います。なにせ2時間半乗って
1000円しないのですから。渋滞もないしこれは予約で満席になるのも頷けます。
料金もバスとほぼ同じという事でした。
どうもイスラムに対しては苦手意識があり多少緊張があります。バーレーンの空港で
どっかの親父に怒鳴られたのがトラウマになっているのかもしれません。もっとも
こちらの知識不足で、こともあろうに左手で子供の頭を撫でたものですから怒るのも
当たり前です。左手は不浄の手、そして子供の頭を触ってはいけないというのを知ったのは帰国して暫くしてからでした。
電車はほぼ時刻通りクアラルンプール セントラルに着きました。一つ手前の駅がただのクアラルンプールで、東京でいうところの上野駅と東京駅みたいなものでしょうかね。もっともこちらは上野ー東京間よりもっと近距離でしたが。
クアラルンプール(KL)セントラル駅の表示板です。日本語があります。左手はもう外
です。
ホテルの場所は調べておいて、LRTの駅から歩いていける距離にあります。KLセントラルからはLRTという近郊鉄道に乗りたいのですがその表示が見当たらなく15分ほどウロウロしてました。案内所に聞いてる人も多数いましたがこちらは時間が余っているし
聞くのも癪だとばかりに探し回りました。人の流れが多い方向に行くと、ありました。
その乗り場まで行かないと表示がありませんでした。ちょっとどうかと思います。写真
の表示板にはここまで乗ってきた新幹線のようなKTMの表示しかありませんが、同じ
この右下にいくとLRTの乗り場がありました。せめてこの表示板にもその案内があって
しかるべきだと思うのですが。
次回はネット環境が最悪だったクアラルンプールのホテルです。今はマラッカのホテルに朝の散歩から帰ってきたところです。上の階で何かやってるようです。歌や足音が
聞こえると思ったらジングルベルが流れていました。ロビーには大きなクリスマスツリー。近くの大きなホテルには柱に空気で膨らませたサンタが二人いました。そのうち
写真で紹介しましょうかね。