サイゴンでは飲んだくれ
サイゴンでの2日目は趣旨に反して観光です。丁度歩ける距離に観光スポットがあり
他に行く当てもないのでホテルのカウンターにあった観光地図を参考にして歩いて
みました。戦争証跡博物館は前日に行ったのでその近くの公園を通っていたら中学生
くらいでしょうか、各グループに分かれてダンスや踊り(同じか?)の練習をして
ました。
その公園を過ぎて暫く行くと突然現れてくるのが大聖堂です。
その高さに圧倒されました。観光客は欧米人がかなり多いです。
痴漢ではありません。多分ご夫婦でしょう。
直ぐ脇にはフランスが占領していた時代に建てられたもので、現在は中央郵便局として
現役で使われています。
外観も良かったのですが内部しか撮りませんでした。ゴシック様式ですね。
こちらも現役で使われている市庁舎です。郵便局と違って一般人は中には入れません。
ベトナム戦争でも破壊されることなく残されているのは、戦争とはいえ美しいものは
残そうという良心だけは失われなかったものと思われます。
車はトヨタ、バイクはホンダが多いように感じました。その中で意外なものを発見しま
した。
ご存知大戸屋です。お昼時でしたがお客さんは殆どいなかったように思います。きっと
高いんだと思います。
観光名所を外れてサイゴン川の川岸に行こうと思ったのですが車とバイクが途切れず
とうとう道の横断を諦めました。
静止画ではその雰囲気が伝わり難いですが、このバイク、車の列が全く途切れません。
横断報道があっても何の役にもたちません。
ハノイ(今回は行ってません)もそうでしたが、サイゴン市内もやたら入り組んだ路地
があります。暗いし狭いので最初は入っていくのに躊躇しました。ホテルの脇にあった
路地です。この路地を入って行かないとたどり着けないホテルが沢山あります。この
路地はまだ広いほうです。
ちょっと分かり難いですがDRAGON PALACE HOTELが泊まったホテル。その左にある
グリーンの看板が旅行会社、その更に左にある水色の看板が路地の入り口です。この
奥もまた奥にAKASIA HOTELとかあったのですが、この通りからはその入り口であることが殆どわかりません。ちょうど欧米人の女性2人が出てきましたが良くいけたと思い
ます。
2日目ともなると余裕もうまれてくるのか、3回目の訪問だからか路地への好奇心も
沸いてきます。夕飯を食べたあとに路地に入り込んで飲み屋に入りました。少し残っていたバランタインとジョニ黒を少しいただきました。いつも小額しか降ろしてないので支払う現金がなくなったのでATMで下ろして来ると行ったらママさんが付いてきました。そりゃそうだよね。でも日本人は飲み逃げなんかしないよ。
あくる日も同じ飲み屋に。ママさんが喜んで迎えてくれました。この日はアメリカ人と
シリア人がいました。彼らと3人で乾杯、シリア人が帰るとママさんを入れてまた3人
で乾杯と二日続けて飲んだくれていました。終わり。
次回は5ヶ国目となるカンボジアです。この国についてはアンコールワットとポル・ポト政権による虐殺程度の知識がありませんでした。プノンペンのホテルには3時過ぎには着けると思うのでまずはホテルでカンボジアについてネットで勉強です。