最後まで苦戦しそう。

今日の課題は洗濯物と、スラバヤから1日でバリ島のデンパサールまで行く方法とそこのホテル探しに予約です。

 

洗濯物は昨日ないといっていたホテルが、パンツ1枚いくらという料金体制のお店を

探してくれました。大量にあるので全部ではなく、明日の分だけに絞ってお願いする

ことにしました。それでもTシャツ2枚、ランニングシャツ2枚に短パン1枚で48000ルピア、380円くらいしました。今日中に出来るらしいです。

 

タバコを買いに行ったついでに周辺を散歩。するとランドリーサービスの看板が目に

止りました。その家を覗いていると近くでベンチに座っていたおばあさん二人が何か

話しかけてきました。どうもその家ではもう営業してないこと、利用するならあっちに

お店があると言っているようです。確かに看板の家は空家のようでした。1人のおばあさんが着いて来るようにと立ち上がりました。ホテルではないと言っていたので半信半疑で付いて行くのですが、これがまた何と歩くのが遅い事か。多分亀と競争したら負けるのは間違いないくらい遅いです。でもホテルの手前の路地を入って行くと、何とドラム式の全自動洗濯機が3台も置いてある家に出くわしました。今すぐ持ってくると翻訳

ソフトで説明し、早速持っていきました。参考までにと洗濯物を持ってホテルの従業員

も連れていきました。そのランドリーサービスの家もおばあさんなのですが、洗濯物の

重さを量るのに、デジタル式の小さな計量器を持っていたのには驚きました。こんな家

でこんな路地と、最新式の計量器とのアンバランスがとても可笑しかったです。

3キロ弱で35000ルピア、約280円ナリ。さっきの1枚いくらで出した洗濯物を

返してもらいたかった。そんな訳で洗濯物はこれで解決しましたが、何ともお粗末な

ホテルではありませんか。1枚いくらのお店の料金表を見せられたとき、何キロいくら

のお店はないかと聞いたのですがないと即答してました。殆ど隣じゃないですか。今後はこのホテルのゲストにきっと貢献してくれると思います。

 

次はバリ島のデンパサールに行く方法です。列車で6時間、フェリーとバスで4時間半

というのがネットで得られた情報でした。これをホテルに相談すると列車は朝の4時

25分と9時と12時だったかな。何で早朝の4時なのかわかりませんが、1日に3本

しかないようです。しかも今日のうちに予約が必要とのこと。矢張り異国は違いますね。バスがあると従業員が言い出しました。どうもそちらの方がお勧めのようです。

しかしバスターミナルまで1時間かかるという。バスだとフェリー乗り場まで4時間。

合計で5時間か。列車より早い。するとミニバスもあると言い出した。それならホテル

からホテルまでの所謂ドアツードアで全く苦労がない。それが一番楽そうだ。値段も

安い。但し申し込むにはデンパサールのホテルの住所が必要だという。では8時までに

決めて連絡するからミニバスの手配をしてくれるかとお願いした。

 

8時10分前にホテルの予約メールを見せにフロントにその男性がいない。聞くと帰ったという。改めてホテルの住所はこれなのでミニバスを手配してくれるかと言ったら、

その女の子はこのホテルでピックアップしてくれるバスはないと言い出した。さんな

バカな。さっきの男性はあると言ったではないかとこちらも食い下がる。するとその男性と電話で連絡し始めた。どうやら何とかなりそうだ。しかしニミバスに時間を聞いて

驚いた。夕方の4時だという。それしかないという。所要時間は11~15時間。

デンパサールのホテルは既に予約してしまったが、どうも明け方に着く事になりそうだ。色々と迷ったが矢張り楽な方法で行く事にした。ミニバスの手配をお願いした。

 

ランドリーにしてもバスにしても、ないと言ってからありましたが多い。恥ずかしく

ないのだろうか。見てるとそんな気配は全く感じられない。でもまぁこれで解決した

から良しとしよう。いつもこのパターンのような気がするのは気のせいだろうか。

 

さて気を取り直して昨日の列車移動の書き込みです。8時25分発の列車が15分前に

駅に到着しました。

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外観はリッパそうです。この列車のエグゼクティブクラス、期待感が高まります。

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 何ともエグゼクティブな車内です。手前左側の一人用の座席が僕の席でした。一応ですがリクライング、肘掛からテーブルが出てきますがそれにしても古いです。日本なら

昭和の特急列車を回顧出来るレトロな列車として受けそうです。

 

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停車時間が長いと思ったら屋根に登って給水です。恐らくはトイレの水でしょう。ここまでレトロ感を出さなくてもいいと思うのですが。車内は禁煙です。乗務員と一緒に

腰に銃を下げた警備員が車内を廻っていますので、ベトナムの列車のようにデッキで

タバコを吸う人もいません。こんな時が喫煙タイムになります。ホームには灰皿もあり

禁煙ではありません。

 

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車両は結構長いです。エグゼクティブは2両だけであとはビジネスクラスとエコノミー

です。車内にはモニターがあり一番前だったのでよく見えました。この鉄道会社の新しい車両のコマーシャルが流れているのですが、列車のファーストクラスと言われるくらい、飛行機で言えばビジネスクラス程度の最新設備が整った映像が流れていました。

 

何気なく見ていると東京の映像が流れています。

 

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目黒川の桜が放映されていました。

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こちらは見難いですが東急プラザ表参道原宿と表示されていました。

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これは渋谷のスクランブル交差点。

写真には撮りませんでしたが、腐女子とかも表示されていました。聞いた事がないのですが暫く日本を離れているうちに新たに出来たのでしょうか。それにしても腐女子とは

想像できません。スイカパスモなどのチャージ方法なども紹介されていました。

吉野家も出て来ました。牛肉を食べるんかいと思ったらちゃんと鮭定食を食べていました。日本にも安い食事はあるよと言いたかったのだと思います。これらは多分日本の

PRビデオだと思います。

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車内の注意書きです。車内でモノを書いてはいけないのでしょうか。土足禁止もありますが靴を脱いで乗ってる人はいません。理解不能でした。

 

このホテルは通信速度が極めて遅いので、ここまで書くのに2時間かかりました。丁度

お昼です。何か食べに行きますかね。明日は午後の4時にミニバスに乗って一晩かけて

バリ島のデンパサールです。インドネシアでは最後まで苦労させられそうです。

ジャカルタを後にして

今日はジャカルタからインドネシア第二の都市と言われているスラバヤまで列車で来ま

した。ネット情報通りインドネシアの列車は時間通りでした。

 

英語が通じるジャカルタのホテルです。

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真ん中の3階建てのこじんまりしたホテルです。でもこんなホテルでも英語が話せる人

が3人もいました。

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一番英語が達者なレセプションの女の子です。写真を撮ってから気がついたのですが

しっかり結婚指輪をしてますね。でも同じインドネシアのジャンビでも指輪をしている

女の子がいたのですが、聞いてみると独身だという事でした。出発間際だったので何故

指輪をしているのか聞きそびれてしまいました。

ホテル前の駐車場です。

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同じホテルに空軍の人達がいました。写真の右側に写っていますが何故か3人ほど綺麗

に化粧したスタイルの良い女性がいました。広報担当なんかでしょうか。他にも女性は

いましたが空軍の制服を着てました。昨日は部屋のWiFi環境が良くないのでロビーで

ネットに繋げてPCを操作していたのですが、この同じ連中がSTTKDと書かれたおそろいのTシャツで女の子達は歌なんか歌ってました。五月蝿くて早々に部屋に引き上げましたが、まさか空軍の人達とは思いもしませんでした。

 

前日の夜は蚊の襲撃にあい、5箇所ほど刺されました。たまらないので近くのコンビニ

、おなじみのインドマルで手ごろな殺虫剤を買って来ました。

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フマキラーです。タイのナーンでは大きなスプレー缶しかなかったのですが、マレーシアとインドネシアではこの手のひらサイズがあり重宝しました。通常のサイズだと持ち運ぶのに嵩張って仕方ありませんでした。それでも確かカンボジアプノンペンかシュムリアップまでは運んだ気がします。不思議な事にジャカルタ最初の夜には一箇所も

刺されなかったのですが2晩目に五ヶ所ほど刺されました。シュッとひと吹きで効果が

あったのか、最後の夜は刺されませんでした。流石はメイドインジャパンです。

 

明日は移動した時の、電車を中心に書き込むつもりです。但し、明日は洗濯物を出して

スラバヤから最終訪問地、バリ島のデンパサールまで1日で行けるかどうかを模索しな

ければなりません。明日も忙しくなりそうです。

 

問題は洗濯物

昨日は奔走した甲斐があってバリ島の一歩手前までの移動手段とホテルの確保が出来ました。残る問題は洗濯物です。昨日お願いしようとしたら休みで受け取れないと言って

きました。多分一週間分くらい溜まっています。パンツだけは簡単なので自分で洗って

ますが、短パンやTシャツはランドリーサービスに出してます。前回はペカンバルで

ちょうどホテルの向かいに洗濯屋さんが1キロ80円くらいで洗ってくれました。取りに行ったらパンツにアイロンをかけていたので慌てて止めさせて引き取って来ました。

 

昨夜はホテルの出入りが多い僕を覚えてしまったのか、隣の駐車場にお店を開いている

屋台のオッサンにチキン、と声を掛けられました。お昼ごはんにここのチキンはどうか

と言ってきたのです。この時は既にローソンでお握りを買ってきていたのでお断りしました。

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お昼は断ったのですが折角声を掛けてくれたので夕飯を食べに行きました。オカミさんが作っていました。親指を立てているのはこの駐車場の係員。

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これが旦那です。子供が4人居て昨日は日曜だからかみんないました。長女が興味深そうにしていたので何か聞きたい事があるかと翻訳アプリで聞くと名前はと言われました。旦那がセルフィー、セルフィーと言うのですが何のことか分かりませんでした。

駐車場の係員が自撮のことだと教えてくれて撮ったのがこの写真です。

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こういう屋台です。左側の青い椅子に座って食べました。

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どうも写真で撮ると迫力に欠けてしまいますが、兎に角凄い数のバイクです。その殆どがホンダ、ヤマハ、スズキです。自動車も殆どが日本製。今朝みたら中央分離帯のかなり長い距離に旗が付けられていました。なんでしょうか。

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今日の昼食は歩いた範囲に屋台がなかったので建物に入っているお店に行きました。

おなじみナシゴレンですが、奥にある醤油指しの容器が如何にも日本の醤油が入って

いそうだったので撮りました。でも匂いを嗅いで見ると全然違いました。

 

今日は明日の荷造りが終わったらビールでも買ってジャカルタ最後の夜を過ごしましょうかね。

ジャカルタでは宿泊延長

無事にジャカルタに着いて一安心ですが、更に先に進まなければなりません。更に東へ。ジャカルタからは列車と決めていたので、ホテルに教えられた近くのパサール・

スネン駅に行ってチケットを買わなければなりません。昨日のうちにオンラインでの

予約と出来ればチケットの購入までトライしたのですが、何故か夜中の10時に出て夜中の2時とか4時に着く列車しかヒットしません。しかもネット情報ではインドネシア国内で発行されたカードでしか決済出来ないとか。これはもう駅まで行くしかない。

 

散々ネットで調べた結果、諦めて駅に行きました。最初は人が沢山いたチケット売り場に行くと椅子に多くの人が座っている。これはマレーシアで学んだ。恐らく整理券を

取って順番待ちしているのだと理解。早速発券機で整理券を発券。しかし良く見ると

整理券の他に何か申込書のようなものを持っている。どうしたらいいのか分からない時には周囲の人達の動向を注視しなければなりません。外でなにやら書き込んでいる人達がいた。申込書かと思ったら案の定、用紙とそれに書き込んでいる人達だった。

 

その場所でふと見上げると長距離チケットと書かれた建物が目の前にありました。ここからスラバヤまではどう考えても長距離です。なにせジャワ島の3/4ほどの距離ですから。早速建物の中に入ると殆ど人が居ない。先ほどとは様子が全く違う。広さや大きな電光掲示板などがあり、窓口のカウンターもそれなりに綺麗で余裕がある。やはり長距離を移動するエグゼクティブな人は少ないのかなと考え、一般ピープルを尻目に大きな

電光掲示板に目をやる。

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これは今日の掲示板だが読み解くのにさほど苦労しなかった。但し行き先や出発駅名が

PSEなどと省略されている。これでは分からない。ふと振り返るとカスタマーコーナー

なるカウンターがあり人が居る。相談している人が居ない一番右側の男性に聞いた。

結構流暢に英語が話せるので助かった。まずは省略文字の解読。直ぐにこちらの意図を

汲み取って教えてくれた。因みにPSEはここパサール・スネン駅とのこと。あなたはチケットを買いたいのかと聞いてきたのでそうだと言うと、営業時間は4時までと言う。

時計は4時10分過ぎ。笑うしかなかった。明日の開店時間を聞くと9時だと言う。

仕方ない、明日また出直すか。しかし電光掲示板では明日の15日、16日ともに8:25のスラバヤ行きは空席がない。17日は23席空いているという。これは2泊を延長してもう一泊して17日に移動するしかないかもしれないと覚悟を決め再度来店を決めた。しかしチケットは買えなかったが帰り道で、ふとあるお店に目をやるとビールの

ような缶が置いてある。ダメモトで聞いてみるとそれは違ったが、奥の冷蔵庫にはハイネケンと確かマレーシア国産のビールがあった。流石首都ジャカルタだ。聞くとハイネケンは35万ルピア、もう一つは25万ルピア、約200円ちょっと。2本買った。

ホテルに戻りチケットは買えなかったがビールが買えたと言って部屋に。美味しかった。

 

気を取り直して今朝は9時前に駅に行った。何と9時開店だというのに大勢の人だかり。昨日とは様子が全く違う。エグゼクティブな人達でゴッタがえしている。整理券を

発券すると099と出た。僕の前に98人も居るんかいとがっかり。こりゃあ午前中は

かかるなと諦めて席の間に立っていると、どっかのオジサンが整理券をくれた。みると

019。80人もすっとばす事ができる。感謝していただくことにして男性が座って

こちらを振り返った時に握りこぶしの手を上げると同じように合図を送ってくれた。

 

待つ事20分くらいか。僕の順番が来た。既に申し込み用紙には必要事項を記入してある。聞きたい事も整理して英語で準備した。乗車希望日を記入する欄があったので

17、Decと記入してカウンターに何気なく目をやると置いてあるカレンダーが目に留まった。

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12月がDESEMBERとなっている。慌ててCをSに書き換えた。しかし自分の記憶に

間違いがあるはずがない。スマホで調べた。やはりDECEMBERで正しい。こういう事はまだある。マレーシアでもPOLICEではなくPOLISだった。TAXIはTAKSIというように勝手にスペルを変えている。なかなか油断できない。
さて17日と記入したが明日が可能であれば明日の列車にして欲しい事と、席のクラスがエグゼクティブ、ビジネス、エコノミー、エコノミーACとあるがどう違うのかを聞きたかった。しかし明日は矢張り満席で17日もエグゼクティブ以外は満席だという。ネットではベトナムの南北統一鉄道、マレーシアのマレー鉄道が人気があるので中々予約が取れないとあったがさにあらず、何とインドネシア鉄道が難しいではないか。仕方なくエグゼクティブでお願いする事にした。聞いてもいないのに値段を言う。46万ルピア。OKと返事。パスポートというので渡すと何故か60万ルピア。OKと返事。その後何に気付いたのか隣の女性に相談している。するとナンだか良く分からない英語でカスタマーコーナーに行けと言う。分からない素振りでいると席を離れて連れて行ってくれた。多くの人が待っているのを尻目にカウンターに入り、そこの女性に何か説明している。説明中だった人が去ると女性が何かお手伝い出来ますかと英語で聞いてきた。こちらは何故ここに連れて来られたのかわからないことを説明しようとしたら、こちらの説明も聞かずにパスポートのコピーを取って何か操作した。そしてパスポートを渡して再度チケットカウンターに行けと言う。同じカウンターに人が居ないのをいいことに早速再度パスポートを渡すと希望の列車のチケットをエグゼクティブ席で発券してくれた。それが34万ルピア。確か生年月日の1954年を指して何か言っていたので恐らくは高齢者優遇価格にしてくれたのだと感謝した。8:25発、19:25着の列車だ。これで長いジャワ島の3/4を進む事が出来る。11時間だが列車だしバスの17時間を考えればなんて事ない。出来れば乗客と触れ合えるビジネスかエコノミークラスが希望だったが仕方ない。値段ではなく、値段が高くなるほど周囲との距離が出来てしまうからだ。飛行機のファーストクラスなんて殆ど個室だもんね、乗った事ないけど。二人がけが向き合ったボックス席なんかが希望だったのだけど仕方ない。チケットを受け取って

帰ろうとした時、ふと気がついて発券機から整理券を出している人に僕の整理券を渡すのを忘れなかった。彼の番号は確か150番台だったが99番だから50人ほど順番が

早くなる。みんなこうしてお互いに助け合っているのでしょう。いいことですね。

 

帰り道で駅にあったローソンに寄った。

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写真を間違えました。これはインドマルという多分インドネシアでは一番多いコンビニ

でしょうか。そのドアに貼ってあった注意書きですが一番右側が理解出来ません。長袖にバックを下げての入店お断りでしょうか。

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お握りがONIGIRIとして売ってました。流石にローソンです。しかし売れるんでしょうか。少しでも日本食の売り上げに貢献しようとお昼ご飯はこれにしました。

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ツナマヨと鮭です。ツナマヨはちょっとアレンジしてありましたがそれなりの味。鮭は

切り身を探したけど見当たらず。しかしそれらしい味がしました。ベトナムでもお握りは食べたのですがインドネシアの方が美味しかった。伊藤園のおーいお茶付き。

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レジにありました。「お得なセット」を読めるインドネシア人はいないと思うし、提携

しているポンタカードのマスコットは全く意味をなさないのではないでしょうか。

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駅の構内にあった注意書き。ヘビを持ち込む人が居るんですね。ペットでしょうか。

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メッシとロナウドが並んで歩いています。なかなか見ることができない光景です。この子たちは浮浪者でしょう。ローソンでカップめんを買って皆で分け合って食べてました。お湯を店員に頼む際にオイと声をかけてました。呼びかけが日本と同じですがオイと言われた店員は苦笑いしてました。オイは彼らなりのプライドでしょうか。

 

この後ホテルで2泊を3泊への延長をオンラインで済ませ、更にスラバヤでのホテル検索と予約の申し込み、支払いと結構忙しい1日でした。昨日の疲れか1時間ほど昼寝。

この旅では多分3回目の昼寝だったと思います。昨日は寝てないもんね。仕方ないか。

 

今の時間は6時過ぎ。そろそろ夕飯でも食べに行きますかね。暗くなってきました。

明日は近くの公園や大きなモスクなどに行って見ましょうかね。と言っていたらアザーンが流れて来ました。お祈りに行く人がいるんでしょうね。

移動時間18時間への挑戦

インドネシアスマトラ島南部にあるパレンバンから首都のジャカルタに移動しました。パレンバンのホテルや各種チケットを扱っているコンビニでもないと言われたバス

での移動です。今は出発した翌朝の8時で予約したジャカルタのホテルで2時のチェックインをロビーで待っています。部屋に入れた所でやる事は同じなので一向に苦になりません。部屋に1人で居るのが辛くなってきたので却ってロビーの方がいいくらいです。

 

終わってみると長距離移動もさほど苦痛ではありませんでした。但し、寒くてうるさくて雨漏りしたバスでなければもっと快適で楽な移動だったと思います。詳しくは後ほど。

 

ないと言われたジャカルタまでのバスチケットを持っていよいよ出発です。ホテルでは

バスステーションまでのバイタクをgrabで手配してくれました。バイタクが来ても受付

の女の子がドライバーに確認していました。流石に「ない」と言われたバスです。バイタクのドライバーも半信半疑でしたが予約確認書を僕のスマホで何度も確認し、暫くして納得出来たのか僕を乗せて走り出しました。聞き違え出なければ15分と言われた

バスステーションですが30分も走ってます。大きな川を2回も渡りました。30分過ぎたら流石に心配になって来ました。なにせ11:55発と言われたので15分なら

11時でいいかとその時間に出たので、出発まで30分をゆうに切ってます。何とか

それらしい、しかし寂しそうな場所に来ました。バスは見当たりません。でもステーションらしい感じ。広い敷地を廻って最初に会った人達に聞いたらここだと言う。流石に

grabのバイクだ。間違いがない。出発する前にも何度も確認していた。信頼出来るバイタクだ。パレンバンのホテルでは今後これを使ったほうが良いとgrabのアプリまで僕の

スマホにダウンロードしてくれた。しかし悲しいかな未だ使い方がわからない。いずれ

習得出来るでしょう。

 

時間が迫っている中で何とかたどり着いたが、肝心のバスが見当たらない。ここが始発

ではないのか。しかしこの辺では一番大きな、近郊電車も通っている街なのでここが

始発で可笑しくないのだが。係りのオッサンに、紙に11:55と書いて見せたら1時

だと言う。13:00と書いて見せたらそうだという。ネットの時刻表では11:55

になっていた。数少ない乗客の家族に、先ほどの紙を見せて1時だとよと教えたら、

多分ネットで予約をしたであろう高校生くらいの女の子が家族からやいのやいのと笑われていた。しかし彼女に責任はない。説明してあげようと思ったが英語が通じない。

でも見てると特別責められている訳ではないのでそのままにしておいた。しかしネット

と実際とがこんなにも違うとは。他の国では実際の時間を表示した上で30分前に来る

ように言われた。インドネシアは時間にルーズなのか。そして実際にバスが来たのは

25分遅れの13:25で出発は13:30でした。これから18時間だと翌朝9:30かと思いながら乗り込むと、既に数人の乗客がいた。矢張り始発ではなかった。

 

程なくして高速道路に乗った。この秋開通したばかりのはずで、このまま高速で行ったらかなりの時間短縮になると思ったら高速を降りてしまった。下道を走ってバス停みたいな所で止る。高速に乗ってはまた降りるを数回繰り返していた。ここをこの大型バス

が通るんかいというような道を走る。これでは18時間かかるわなとと思っていると

8時過ぎに大きな食堂で止った。他にも似たようなバスが並んでいる。ここだけではないが、何故ここで止っていつ出発するかのアナウンスがない。降りる時にドライバーに

翻訳アプリで聞いたら、最短でも30分という明確な答え。お昼ごはんを食べ損ねて

いたのでゆっくり夕飯を食べる。2時間近く待たされたバスステーションでこんなこともあろうかと買っておいたお菓子で空腹を凌いでいたが、これでやっと一息つける。

 

写真がなかったのでここで2時間近く待たされたバスステーションで撮った写真。

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お母さんに甘えたいのですが、お母さんはバスを待っている乗客や一時停車するバスに

乗り込んで食べ物を売る仕事をしています。かまっていられないようです。みかねて

数十円のお札を男の子にあげると泣き止み、お母さんに抱っこされてこの飲み物を買ってもらったようです。その後は元気に遊んでました。施設の人からも可愛がられています。後ろのしかめっ面したオッサンは写真を撮ると親指をたててグッドのサイン。こんな何でもない事でもその場の雰囲気が和やかになります。

 

話は戻ります。1時半に出たバスは3時頃に簡単な休憩と8時頃に夕飯休憩。その後激しい雨が降ってきたと思ったら、何と雨漏りです。ただでさえ寒くてドライバーが好きな曲を大きな音量でかけていて、寒くて五月蝿いバスが今度は雨漏りです。

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これまで書いてきたように、寒くて五月蝿いバスは日常茶飯事。しかし雨漏りは初めて

です。このバスの時は寒い、冷房を下げてくれと言ったらオートマティカルと言って

きたのでターンオフ、スイッチを切れと言ったのですが通じませんでした。他の客も

みんな防寒してました。ちゃんと用意しているところをみるといつもこうなのでしょう。オートマティカルと言った乗務員も乗客用の毛布を被ってます。理解できません。

 

11時にフェリー乗り場に着きました。フェリーに乗れたのが1時。バスがフェリーの

時間に遅れたらどうすんのかなと思ってましたが、見てると常に2隻のフェリーは着岸

してるくらい、ひっきりなしに往来しています。フェリーは意外と早く、3時半には

ジャワ島に着きました。4時にはバスが発車したのですが、フェリーを降りて直ぐに

会社の営業所のような所で停車。一体明け方の4時に何のために止っているのかわかりません。40分停車してました。勿論この時もアナウンスはなし。それでも誰も文句を

言う人は居ません。寒くても、五月蝿くても、雨漏りしても、意味もなく止っていても

なすがままです。6時半にはジャカルタのバスターミナルに着いて所要時間17時間。

しかし無駄な時間が多すぎる。何でもネットでみると高速道路が出来たお陰でジャカルタからパレンバンまで9時間で行くそうです。それではその逆のパレンバンからジャカルタもあるだろうと思って探したのですが見つかりません。でもこれがきっかけで今回の「ない」と言われたバスを見つける事ができました。思ったほどしんどくはなかった

ですね。もう一回やれと言われたらやるでしょう。その程度のもんでした。

 

後悔したのはスマホの充電器を荷物室のバックパックの中に入れといたことです。お陰で電池切れを心配して写真が撮れませんでした。バスでも充電は出来ました。雨漏りしても電源はあるのです。

 

書くこと殆ど全てが良くない点ばかりになってしまいます。これではいけないと思い

良い点を探そうと思ってはいるのですが中々見つかりません。でも来て見て後悔など

全くしておりません。何所に行ってもその町が直ぐに好きになります。何とも不思議ですが本当です。

 

洗濯物が溜まってしまいました。コインランドリーか洗濯屋さんを探さなくてはなりませんが、今フロントに聞いたら洗濯屋さんは急ぎでも2日かかるという。チェックアウトの日です。もう一日滞在を延ばすかを検討するか。

 

次はスラバヤです。電車で行くつもりですが、今フロントに聞いたら電車のことは良く

わからないとこのと。これがジャンビやパレンバンのようなチンケなホテルだったら

みんなでよってたかって調べてくれるんでしょうが、ここは中級ホテル。ジャカルタ

にも近く、新しくて綺麗なんですが。自分で調べるしかないですね。

パレンバンでは大人しく。

今日のピックアップは11時。まだ8時なので時間が出来てしまった。ジャンビからは

ビールも飲めない日々が続いて大人しくなるかと思ったが、考えてみるとビールが飲めたペカンバルでは大人しく過ごし、ビールが飲めなかったジャンビでは皆と騒いでいた。どうも気持ちの問題でビールの有無が関係するわけではないようだ。

 

前回書いたようにこのホテルの人達も若い人ばかりで良くしてくれた。昨日はお礼に

近くにあるケンタッキーを小型のバケツのようなもので買ってあげた。今日は何が

いいかと聞いたら遠慮している。いや、あんたがたは遠慮しないところが良い所なんだよと思って昨日と同じケンタッキーでいいかいいか聞いたら女の子がいいと言う。それでいいんだよ。ジャンビと同じように女の子は遠慮しない。そいうところがとても嬉しい。考えてみると日本では相手のことを考えすぎていないか。それはとても大事な事で

必要な事だが、時と場合によるんじゃないかと思う。国や文化の違いかもしれないが、

何故か海外では遠慮しない人に出会うと嬉しい。そう、日本人はあまりにも自分を隠しているのが良くないんじゃないかと思う。もっと自分を解き放てば楽に生きられるのではないでしょうか。無論適度な開放ですがね。

 

パレンバンでの写真が1枚だけでは寂しいので夕飯を食べた屋台でも。

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NASI GORENGと書いてありますが、インドネシアでは一般的な料理です。

ナシゴレンと読みます。

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炒めご飯のようなものです。このパラパラしたご飯をここの人達はきようにも手で食べます。テーブルにはスプーンとフォークが置いてあり、僕は手で食べられないのでスプーンを使います。テーブルにないときは外国人と知ってかちゃんとスプーンとフォークを持ってきてくれます。ケースに入ったものはおせんべいのようなもので、最初は抵抗があったのですが今は全く抵抗なく、一緒にいただいております。おいしいです。

この屋台には前日(着いた日)にも来ました。この時はミーゴレンといってインスタントラーメンの麺のナシゴレン版でした。美味しかったので2日続けて行きました。

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笑顔が素敵な奥さんを撮ろうとしたら何故かオヤジがはにかんで邪魔してくれました。

真向かえにあるコンビニです。最初にホテルでジャカルタまでのチケットが欲しいと言ったら盛んに正面を指差してインドマルと言ってました。コンビニしかないじゃないかとこの日は諦めました。あくる日、看板を良く見るとINDOMARETと書いてあります。しげしげと見てやっと理解しました。INDOMARETでインドマルと読むの

です。

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しかしこの辺はこのお店が多いです。10分も歩かない範囲で3軒ありました。でも

何となくデザインがセブンに似ているよな気がするのは僕だけでしょうか。一発でコンビニとわかります。そして何とここで航空券などの手配が出来るのです。ここからジャカルタには飛行機しかないと思っていたホテルのスタッフが盛んにインドマルと言って

いた理由がこれで氷解しました。ジャマイカ行きのバスチケットもネットで予約して

ここで調達出来ました。ホテルのスタッフとロケーションに感謝です。

 

あと2時間ほどでGRABでバイタクを呼んでバスターミナルに行きます。それから

18時間のバス移動。ジャカルタからは列車に乗るつもりです。移動時間は8,9

時間。恐らく今日が最長の移動時間になるでしょう。バリ島のデンパサール空港から

直行便で帰国するつもりですが恐らく6,7時間でしょう。飛行機は嫌いではなく、好きなほうですが、こうしてバスで移動していると多くの人達に会う事ができます。多分

それが良くてバス移動を続けているのだと思います。そしてこの旅。これもそれが目的

だったのかも知れません。いやきっとそうだと思います。

 

ミニバスではドライバーが好きな曲を大きな音量でかけ、乗客はその音量に負けじと大声で携帯で話してます。タイではこれが3人もいて、更に僕の後ろではゲームをやっているのかピコン、ピコン、チューン、チューンとこれまた大きな音でやかましいのなんの。でもそういう人達と一緒に居られたことが今はとても懐かしく、楽しかった思い出

になってしまいました。あと長くて半月足らず。これからどんな人達に合えるか楽しみ

です。そんな旅を続けています。

楽しかったジャンビを後にして

パレンバンへと向かうバスは11時にピックアップなのでホテルからは10時にロビー

で待機するように言われた。荷造りしている間も誰かしら居る。11時のピックアップに10時で待機は早すぎると思ったが、多分言われなくても10時にはロビーに出ていたと思う。部屋ではすることもないし、ロビーでみんなと居るほうが楽しい。

 

11時15分前に来ました。幸先がいいです。バス会社には僕の電話番号を伝えてあったのでピックアップのドライバーが場所の確認と何時ころになるかを連絡してきます。

最初の電話は流石にインドネシア語が話せないので直ぐにスタッフに渡しました。でも

近くまで来た事を伝える電話の時には僕が出てハローとだけ言ったらみんなで大笑い。

直ぐにスタッフに渡しましたけどね。ホテルを出てピックアップバスへ。そのバスは

バスターミナルまででした。ここで乗り換え。11時10分ごろに出発したのですが

直ぐにガソリンスタンドへ。これが何故か長蛇の列。ここにしかないんかいというくらいに並んでいる。待つ事30分。給油のためドライバーが降りたのを見計らって隣の

かなり英語が話せる男の子に、インドネシアだけでなく他の国でもそうだが、何故乗客

を乗せる前に給油しないのかと尋ねました。すると自分も同じ事を感じている。恐らく

時間外には仕事をしないためではないかという。確かに11時から仕事であればその前の時間外に給油しなければならない。しかしねー、と思う。8時間かかるっていうのに

30分のロスは大きい。タイムイズマネーとその男の子に言った。その後の運転が何とも凄まじい。出てくる車の前をギリギリで無理やり通過。バイクはクラクションでけちらし、混んでいると思ったら急に反転などそんな危険な運転をして先を急ぐならなんで

30分もガソリンスタンドでロスするかな。男の子にはそんな話をしてタイムイズマネー、バットセーフティーファーストと言ったら結構受けていた。と思ったら途中で買い物。それも2回。なんで先に買っとかないのとツッコミを入れたいのを我慢してると

とある貧弱な家の前で停車。男の子に聞いてみると彼の家だという。板張りの貧相な家

でここに先ほど買った食料品と思える荷物を持って消えた。これを見て何故か彼に対する怒りが殆どなくなってしまった。今回は乗客が6人、しかし交代要員はいない。運賃

は16万ルピア。約1244円でしかもピックアップの料金も含んでである。いかにドライバーの給料が安いかわかる。そんな彼の運転は凄まじい。途中でもし無事にパレンバンに着けたらイスラム教に改宗してもいいと冗談が言えるほど恐ろしいものだった。

渋滞とみるやアスファルトがない、高速道路で言えば路肩に入る。勿論そんな車は一度も見なかった。デコボコなんていうものではない。渋滞して止っている車に接触するのではないかというくらい揺れる。でも無事にきわどいタイミングで渋滞の前に出ちゃうんだからすごい。何回もブラボー、グッジョブと叫んだか。対向車線にはみ出して追い越しをかける時には対向車とこれまたきわどいタイミングで元の車線に戻る。何度ノー、ノー、ノーと叫んだか。でもこれをまねしてドライバーがずっと先にこちらの車線に入ろうとする車を見てノー、ノー、ノーと言った時にはみんなで大笑い。自分はイエスとノーとサンキューしか英語がわからないと言っていたドライバーの運転でとても

ファンキーなドライブになりました。時間は言われた通り8時間。途中大雨で前が見えず減速を余儀なくされたのですが、それでも8時間で着きました。ありがとうしか言えません。タリマカシーです。

 

今日はホテルスタッフの尽力で明日のバスでジャカルタまで行けることになりました。

本当に感謝です。ホテルも予約出来ました。6人も僕の部屋に集まって知恵を出して

くれました。それと言うのもここから海を越えたジャカルタまでのバスがないかと聞いたらないという話だったからだ。それでもこの秋に開通した高速道路があるのではないかとネットで調べた結果を教えたらナニナニということで検索が始まった次第です。

翻訳アプリでああでもないこうでもないと2時間半。やっと見つかったと思ったらリーダーらしき人が自分の仕事が終わったらチケットを買いに行ってくれると言う。最初は

連れて行ってくれるという話だったが雨が降ってきたので自分だけで行くという。これには感謝したが、更に調べていくと何と向かいにあるコンビニで支払いができると言う。何てことない、二人で15歩も歩けば着けるコンビニで作業は終了した。

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向かいのコンビニの隣にあるコーヒーショップでスタッフと休憩していたらこんな子が

偶然来ました。お願いして撮らせてもらいました。

 

明日は18時間かかってジャカルタです。11時間が最長の移動時間かと思っていたのですが流石に本州よりも大きなスマトラ島です。お昼の12時に乗って翌朝の6時です。途中バスごとフェリーで海を越えてジャワ島です。どんな旅になるのでしょうか。

そんな訳で明日の更新はありません。次回は14日の更新になります。